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DJI Mini 4 Proが第二種型式認証を取得!
2025-05-26
カテゴリ:空撮,ソリューション
注目
こんにちは、宜野座 淳です。
本日はアイソトープスの誕生日です。
2006年に創業しましたので19年目となります。
これまで多くの方々に支えられてこの日を迎えることができました。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
さて、本日はドローンのネタです。
とてもワクワクしたので思わず書きました。
最後までお読みいただければ幸いです。
2025年5月23日、ついにDJI Mini 4 Proが国土交通省の「第二種型式認証」を取得しました。
これは、DJI製ドローンとして初の認証となり、ドローン業界において画期的なニュースです。
型式認証を取得している無人航空機一覧
これにより、二等無人航空機操縦士にとって身近な機体が活用しやすくなります。
といいますのは、現行の法律ではドローンの免許(二等無人航空機操縦士技能証明)を取得していても、
第二種機体認証を取得した機体で飛行しないと操縦士資格のメリット(飛行の許可・承認を必要としない特定飛行が可能)がないためです。
詳しく説明しますと2022年12月より無人航空機操縦者技能証明制度が制度化されました。
無人航空機操縦者技能証明(技能証明)制度は、無人航空機を飛行させるのに必要な技能(知識及び能力)を有することを国が証明する資格制度です。
しかし2025年5月現在において技能証明はドローンの飛行・操縦において義務ではなく、
どちらかと言うと第三者(クライアント等)へのエビデンスの要素が多いと個人的に思います。
技能証明がなくても国土交通省のDIPSにて飛行の許可・承認を包括申請していれば、特定飛行(カテゴリーⅡB相当)可能だからです。
では無人航空機操縦者技能証明のメリットといいますと
二等無人航空機操縦士技能証明を持っていて、第二種機体認証を取得すれば特定飛行(カテゴリーⅡB相当)の許可・承認は不要になります。
ただ、第二種機体認証は、メーカーが「第二種型式認証」を取得していないと申請のハードルが現実的(費用・書類)ではない条件となります。
弊社アイソトープスもDJIの機体のみ所有しておりますが、
これまでDJI機は第二種型式認証を取得した機体がありませんでした!
それが今回Mini 4 Proが「第二種型式認証」を取得したのです。
個人的にかなりの朗報で、2025年5月に発売になったMAVIC4PROを購入しようと考えているのですが
もしかしたらMAVIC4PROも第二種型式認証を取得するのではないかと期待しているところです。
「第二種型式認証」は、一定の安全性を満たす無人航空機(ドローン)に対して与えられる国の認証制度です。
すこしややこしいのですが、
形式認証:メーカーが行う→市場に出すまでの検査
機体認証:ユーザーが行う→車検証
のイメージでしょうか。
今回の認証取得により、Mini 4 Proは以下のような飛行および飛行方法に対応可能となります。
(国道交通省の一覧表より)
●飛行禁止空域の飛行は
[C]人口集中地区(DID)での飛行**
●飛行の方法は
[a]夜間飛行**
[b]目視外飛行(BVLOS)**
[c]人や物件との距離が30m未満での飛行**
[d]イベント会場など多数の人がいる場所での飛行**
※イベント上空は許可・承認が必要です。
型式認証を受けたMini 4 Proを「二等無人航空機操縦士技能証明」取得者が購入して
許可・承認を不要にするには、「第二種機体認証」も別途取得する必要があります。
### 認証取得のステップ:
1. Mini 4 Proを購入
2. リモートIDの登録・書き込み
3. DIPS2.0システムで申請(購入から1か月以内)
今回の認証取得により、Mini 4 Proは以下のような飛行および飛行方法に対応可能となります。
(国道交通省の一覧表より)
●飛行禁止空域の飛行は
[C]人口集中地区(DID)での飛行**
●飛行の方法は
[a]夜間飛行**
[b]目視外飛行(BVLOS)**
[c]人や物件との距離が30m未満での飛行**
[d]イベント会場など多数の人がいる場所での飛行**
※イベント上空は許可・承認が必要です。
型式認証を受けたMini 4 Proを「二等無人航空機操縦士技能証明」取得者が購入して
許可・承認を不要にするには、「第二種機体認証」も別途取得する必要があります。
### 認証取得のステップ:
1. Mini 4 Proを購入
2. リモートIDの登録・書き込み
3. DIPS2.0システムで申請(購入から1か月以内)
新品扱いとされる基準が1か月以内との事です。
このプロセスを経ることで、国の基準を満たした「認定済みドローン」として、運用が可能になります。
Mini 4 ProがDJI初となる第二種型式認証を取得したことで、今後いろいろな機種も取得するのではないかと期待しています。
このプロセスを経ることで、国の基準を満たした「認定済みドローン」として、運用が可能になります。
Mini 4 ProがDJI初となる第二種型式認証を取得したことで、今後いろいろな機種も取得するのではないかと期待しています。
許可・承認の申請はDIPSで無料で申請できるのに
1機目の申請手数料が3,100円なので、包括申請に慣れている私には
ちょっと悩ましいですが。
最後までお読みいただきありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
